ディスクシリンダー

By | 2014年8月19日

20年ほどまえに日本で出回っていたディスクシリンダーという鍵があります。
ギザギザしていて、鍵穴がくの字になっているものです。
現在でもこのような鍵を使っている建物は多いです。20年前から一度も鍵を交換していないのでしょう。

ディスクシリンダーは日本でとても出回っていた鍵ですが、実は今ではこの鍵は非常に防犯性が低いということで敬遠されています。簡単にピッキングすることができるからです。
このようなことを雑誌やテレビで書かれているので知っている人も多いと思います。
しかし、知っていながらもなかなか鍵を交換できずにいるという人は多いのです。

これまでもこの鍵で大丈夫だったし、これからも鍵を交換しなくて平気だ、と根拠もなくそのように思っているのかもしれません。
いつかそのうち変えればいいと思っているのかもしれません。
しかし、この鍵を使い続けて、心の何処かで不安を感じ続けるのも気持ち的にしんどいものではないでしょうか。
いっそのこと、そういうことを気にしなくて済む鍵に交換してしまったほうがいいのではないでしょうか。

たしかに、鍵を交換すると2万円から3万円ほどかかります。このような出費を痛いと感じる人もいるでしょう。
しかし、家族が被害にあったり、大切な財産が奪われることを考えると安いものです。